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佳作
風景の窓 Window of scenery
泉 竜斗
佐賀大学 大学院 都市工学専攻
![01-1.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e6c074_8faedbc127964cfd9941dec9c7184e3f~mv2.jpg/v1/fill/w_873,h_626,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/01-1.jpg)
窓から建築をつくることで、新しい風景を考える。光や風を取り入れるといった重要な役割を担っている窓は、内部と外部のつなが りを図り、建築と自然を表裏一体の関係にする。その関係がつくられるならば、本来、建築の要素である窓(建築の窓)は自然の風景 の持つ窓(風景の窓)として捉えることができるのではないかと考えた。壁などに部分的な開きをつくり、風景を内部に取り込むこと で広がりを生む建築の窓。一方、風景の窓は人間の生活を映し出し、風景に建築を取り込む。四方を風景の窓が囲い、その内部に建 築空間の内部と外部を同時に派生させていく。風景の窓の向こうには家族の建築空間が重なり、住み処が交わっていく。今までも そこにはあった人間の生活の営みは、風景の窓を通してまちに映し出され、新しい風景となる。
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