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佳作C
地中の森
横田 英雄
フリーランス
近年東京都心部では集中豪雨による洪水被害に脅かされている。そのために幹線道路の地下などに貯水池が計画されてきた。都心部に位置する新宿区四谷荒木町では地形がスリバチ状になっており、豪雨時に5mの浸水が予測されている。しかし、荒木町では住宅などが密集しており貯水池や避難場所といった場所が無く災害時に大きな被害が予測される。この場所の5mの浸水被害を解決するために地下に貯水池を提案できないであろうか。四谷荒木町の風情の残る街並を継承するために、地上部では路地の折り重なる建築を計画しその地下に貯水池を計画する。地上部の細かなスケールの建築と、地下の土木スケールの貯水池といった建築とインフラが一体となった新たな場を提案する。
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