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伊原 慶
早稲田大学 大学院 建築学
共同制作者/重松 英幸
部屋はあらゆるものを内包している。空気、人、モノ。しかしそれらは全てが部屋の姿に寄与しているとは言えない。 つまり使わないモノは隠匿され、使うモノのみ現れる。ヒトも同様である。収納を否定してみる。そこには全てのモノが現れる。凹みはモノの使用状況を克明に顕在化してしていく。隠す行為を拒否する部屋、“見せない”ではなく“見えない”事を建築として記述する。