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奨励作品

MIST HOUSE/霧の家

鈴木 清美

愛知県立芸術大学 大学院

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人が快適に生活する為には、ある程度の広さが必要である。しかし、広い敷地を手に入れる事が困難な近年では、狭い空間をいかに工夫するかという事が、家の機能を決定する上で重要なテーマになってくる。「大きな家」は、そんな「敷地わり」の条件から始まる家の在り方から解放される可能性を秘めている。「大きな家」に、新しい価値を見つけ出す時、私たちはふと振り返って、真の意味で自らが満たされる生活について考えるのではないだろうか。そこで、元々ある自然の条件を快適な生活に活かすという、家本来の在り方に立ち返ってみることで、現代に求められる、新しいライフスタイルを模索しました。まず土地に与えられた自然条件から始まる家。「霧の家」を提案します。

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