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佳作

廃材の家

髙橋 慎一郎

土の空間工房「SO BA TO」(代表)

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南米ボリビア共和国の都市コチャバンバには、ゴミ工場がないために、大量のゴミが路上等に放置されている問題を抱えている。また、水・電気・ガスという生活に必要なインフラ整備が行き届かないために、時折、生活に支障をきたすこともある。このような状況を受け、現在使用されていない鉄道跡地に、ゴミという廃材を再利用した家の建設を開始する。また、太陽光・雨水・風を利用して、日常時や自然災害時も快適な生活が送れるよう配慮した。この家の1軒目の住人は、収入向上を目的に農村から移民したフェリックス夫妻である。彼らは、この家の生活排水や生ゴミを再利用した廃材庭園の植物等を廃材店で販売することができる。また、この廃材の家は古タイヤ草履等の廃材再利用品を販売する廃材センター等と共に廃材の街をつくる。この廃材の家は、鉄道跡地を再利用しながら、廃材使用に同意した人々によって、徐々に建設され、廃材が循環することが期待される。

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